今年の9月は雨の日が続き、湿気の多さを感じる場面も多かったのではないでしょうか。
実は、こうした水分や湿気は金属製品にとっても気になる存在です。
今回は、雨の多かったこの時期にちなんで、当社で扱う「アルミ合金」と「錆」の関係について少しご紹介します。
アルミは空気に触れると、表面に薄い酸化皮膜をつくります。この皮膜が材料を守ってくれるため、鉄に比べると錆びにくい金属です。
そのため「アルミは錆びない」と思われがちですが、実はアルミも条件によっては錆が発生します。
身近な例では、アルミニウムでできている1円玉があります。長く使われた1円玉の中には、表面が白っぽくくすんでいるものがありますが、
こうした変化にもアルミの錆が関係している場合があります。
鉄の赤錆とは見た目が違うため、錆と気づきにくいのもアルミの特徴です。
当社で多く扱っているADC12などのアルミダイカスト合金も、水分や湿気、塩分、結露などの影響を受けると、
表面に白い粉や斑点のような「白錆」が発生することがあります。

そのため当社では、製品を雨や水にさらさないよう保管環境に配慮するとともに、必要に応じて防錆紙を使用するなど、
保管・梱包時の防錆対策にも取り組んでいます。
「アルミだから錆びない」のではなく、アルミの特性を理解し、適切に取り扱うことが、
製品を良い状態でお客様へお届けするために大切だと考えております。
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